雑学ブログ

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BELS等級って具体的にどんな内容なの?家を建てる側のメリット・デメリットは!?

BELSというものを聞いたことがありますか?

これは住宅の省エネ性能を表示する基準なんです。

…と言っても私も家がほしいな~と思うまでは全く知らなかったんですが(笑)

 

今回はそんなBELSについてお話していきます。

建てる側に(もしくは建売を買う側に)どんなメリットがあるのか。

デメリットもあるのかという点も紹介していきますね☆

 

BELS等級っていったい何なの?

 BELSってそもそも何なのよ?というところから出発しましょう。

…と言っても、専門家のサイトがたくさんあるので、ここでは詳しい話は割愛します。

 

ここでお話したいのは

家を建てる側としてBELSってどうなのよ?という点です。

私自身は「よくわからないけど、つけてくれるというならお得な感じがするし、いいかな~」程度に考えていました。

 

でも、このBELSは建てる側にとってかなり重要。

だって、省エネな家を建てることができるメーカーかどうかが一発で分かる基準になるのがBELSだから。

 

いくら、ホームメーカーが「うちは省エネですよ!」って言ったとしても、それは信じちゃダメです。

省エネですよ!(20年前の家よりね!)というケースだって考えられます。

 

でもBELSは国が作った省エネ物差しみたいなもの。

なので、ホームメーカーは「省エネですよ!(20年前より)」というような詐欺ギリギリの発言ができなくなってるんです。

 

ちなみにBELSの省エネ性能は星の数で表記しているのが一般的ですね。

星2つで省エネ基準の適合レベルです。

適合レベルだから安心!と思ったら大間違いです。

ここが最低基準ですよ!ということだと思っていてください。

星が3つで誘導基準適合レベル。

でもそれ以上になればなるほどうれしいですよね。

最高で星の数は5つになります。

 

BELS等級をど素人が気にするメリットはあるの?

 では、このBELSを気にするメリットってあるのか?という話をしましょう。

我が家でも問題になりました。

これ、気にする必要あるの?メリットあるの?と。

ホームメーカーが契約を取るときに有利に働くだけなんじゃないの?と(笑)

ということで、調べたり独自に考えてみたりしました。

 

大きなメリットとしては

・環境に配慮している(←これは私たちには別に…笑。関係ないとまでは言わないけど)

・資産になる

補助金が受け取れる

というもの。

 

資産になるというのは正しくは付加価値がつくという感じです。

例えば中古物件を買うとして比較します。

全く省エネ性能を表示していない中古物件とBELS認定の中古物件。

どちらがイイと思いますか?

 

やっぱりBELSの星が多い方がいいなと思いますよね。

年間の光熱費と計算して決めることにはなると思いますが、BELSの方が少し高い物件だったとしてもこっちの方がイイ!と選ぶ人が多いと思います。

 

また、補助金についても説明します。

補助金はどのくらい省エネ性能を満たしているかを判断して30万円~60万円の補助金が受け取れるという仕組み。

補助金がもらえるのならいいですよね~!

BELSを気にする価値ありです!

 

ちなみにBELSの星の数を多くするためにはポイントがあります。

住宅の省エネ性能は

・空調

・換気

・照明

・給湯

・エレベーター(あればね)

で見ていきます。

 

ということで

・床や壁や窓の断熱性能をアップさせて

・省エネエアコンやLEDを使って

・太陽光とかを搭載して

おくといいそうです。

 

また、メリットとして他にも減税があります。

「認定低酸素住宅」というものに認定されるとローン減税があるんだとか!

これはうれしいですよね。

しかもこの低酸素住宅に認定される基準はBELSで星の数3つ相当。

BELSを気にして建てたり選んだりするだけで減税まで受けることができるかも!なのです。

これはお得だ!

 

しかもどうせ建てるなら、国の基準で省エネだってお墨付きがある住宅の方が絶対にいいですよね。

 

BELS等級のデメリットもチェック!

 ステキな話には同じくらい悪い話もある。

と思っております。

ということで、BELSのデメリットも調べてみました。

デメリットとしては

・高い!

これに尽きます(笑)

まあ、エアコンとかエレベーターとか太陽光とか言っている時点で分かりますよね。

 

一般の住宅をBELSの星5つにするために大体200万円ちょっとかかるといわれています。

200万円はそんなに少ない金額ではないでしょうね。

ローンを支払っているうちの光熱費の節約分で回収…できるといいけど(汗)

 

また、かかった金額よりも補助金として受け取る金額は小さくなりますよね。

200万円かけてBELS星5を取っても、補助金は最高で60万円くらい。

ここは悩みどころです。

光熱費で回収できるかどうか(汗)

 

また、きちんとした業者さんを探さないと、建てたけどBELSの基準まで行きませんでした~!みたいなことになりかねません。

また地域によっては不勉強な業者さんもいるようです。

(という話をメーカーさんに聞きました。寒冷地の方が必要に迫られて勉強しているメーカーさんが多いようです。)

 

BELS性能とは何か?補助金があるのか?ローン減税とかもあるのか?

この辺を質問してみてすぐに返事が返ってくるようなメーカーさんを選んだ方がよさそうですね。

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか?

我が家ではメリットとデメリットを考慮した上で、

「星5まで行かなくてもいいけど、星3くらいはほしいよね~」という話になりました。

 

またハウスメーカーさんを回っていると基本的にBELS等級は3~5ですのでその辺はあまり心配ないのかなという印象でした。

でも、ずっと住む住宅ですので省エネ性能は大事です。

ぜひよく話し合ってみてくださいね!